過敏性腸症候群の原因 乗り物にも乗れない?
私自信がこの過敏性腸症候群で苦しんだ経験から、同じ悩みをお持ちの方へ参考になれば嬉しく思います。
1.初期症状
トイレに行きたいけど今はどうしても行けない、だんだん冷や汗が…
こんな経験は仕事や外出先で誰あると思います。さらに漏れかかってしまった、腹痛で倒れかかってしまったなどの失敗があるかもしれません。
ここで別れ道になるのが、その失敗を自分の中で流せるか流せないか。そもそも人間なので下痢にもなるし、時にはお腹だって痛くなりますよね。
「今日は災難だったな、まっいいかー笑」なんて考えられればこの病気にはかからないのです。「ああやってしまった、どうしよう誰かに変に思われたかもしれない。今度からは失敗しないように気をつけなければ」という、周りを気にしすぎたり自分の失敗を許せない人が発症しやすいのです。この場合1度の失敗がとてつもないトラウマになっていきます。今日は大丈夫だろうか、また同じ事が起こるのではないか心配だと。そのような事から初期症状というのはただの不安感なのです。この時点で決して腫瘍があったり、特別な病気があるわけではありません。
過敏性腸症候群へと
ラウマから抜け出せず、不安な気持ちだけが大きくなっていきます。
過度なストレスもかかり、頻繁にお腹の調子がおかしくなります。
しかしここで病院にいって胃カメラを飲んでも精密な検査をしても特に問題はないと言われます。不安な心(精神面)が悪くなっているだけなので、お腹の根本的な問題はあるはずもありません。
なのに下痢になり便秘になりガスが溜まり不調になるので、過敏性腸症候群という名前が付いているのですね。名前のとおり神経が過敏になりすぎているのです。
2.乗り物への予期不安
この病気が進むにつれ、トイレがない場所やすぐに行けない環境、乗り物が怖くなっていきます。
下痢になったらどうしよう。
お腹が痛くなったらどうしよう。
この予期不安が仕事や外出を制限してしまうのです。
酷くなると仕事に行きたいのにお腹の不調と不安で動悸まで起きたり、遊びに行きたいのに電車やバスに長時間乗れない、緊張して下痢になり何もできないなど、様々な状態になっていきます。他の精神的な病気と一緒で、中々理解されない病気です。
3.原因
上記にも書きましたが、原因は精神的なものになります。
簡単に説明すると、脳が精神的なもの(不安や緊張ストレス)をキャッチして、お腹の動きを早くしたり遅くしたりしてしまう為に起こります。私自身も緊張するとお腹がドクドクいう感覚が分かり、下痢になってしまいます。その他にも便秘やガスが溜まる人もいますが根本的な原因はどれも同じです。
4.種類
下痢型
普段から軟便の方はもちろんですが、普段は何ともないのに、緊張したり過度な不安やストレスがかかるたびに下痢になります。
トイレの心配で乗り物に乗る事自体も苦手になります。
そしてこの下痢型の人は腸の動きが早いです。腹鳴や消化の音、必要以上にゴロゴロ鳴ったりします。
腸の動きが活発で羨ましく思うかもしれませんが、食べた物も栄養も吸収されず健康被害が出てしまいます。極度に痩せている人は注意が必要です。
ガス型
こちらも家にいる時は気になりませんが、過度なストレスや緊張からガスが溜まり、さらに多くの空気を吸い込んでしまう事で酷くなります。
緊張していたり不安な時、空あくびがでたり深く息を吸ってしまってお腹で空気が溜まりお腹が痛くなります。酷くなるとおならを出す事ができず、激痛で倒れてしまう事もあるようです。
便秘型
こちらは下痢型とガス型に比べ緊急性はないのかもしれませんが、便が出ない事のストレスや満腹感で腹痛が起きたり、酷くなると吐いてしまう事もあるようです。女性に多く、悩んで気持ちの面で病気になってしまう事もあります。
混合型
私はこれが1番辛いと思います。上記をミックスさせたものです。
普段は便秘なのに、大事な時に下痢になり、さらにおならまで異常に出たり溜まったりします。
5.まとめ
皆さんの症状と似ている点はあったでしょうか?IBSでもそうでなくても、お腹の不調は様々な健康被害を引き起こすので注意したいですね。次の記事で私のIBSが軽くなった物や、対処法などを載せていきたいと思います。